マイマイガ 欅平ビジターセンター STAFF BLOG

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〒938-0200
富山県黒部市宇奈月町黒部奥山
TEL:0765-62-1155
 
黒部峡谷の景観とそこに生息する動植物の紹介。黒部峡谷の誕生や歴史・地形・地質・景観・動植物・登山ルート、峡谷と人間の関わりをマルチイメージスライドにより紹介しています。

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マイマイガ

8月も終わるころ

maimaiga1.jpg
ビジターセンターの軒下に白っぽいモフモフの物体を発見。
あれは。。。マイマイガの卵(卵塊)ですね。

maimaiga2.jpg
ちょうどその少し前に宇奈月駅のトイレ軒下にて別の犯行現場を目撃しました。

maimaiga3.jpg
犯人はこの方。マイマイガの雌です。
卵の周りのモフモフは蛾の体の表面に生えている鱗毛と呼ばれるもの。雌は卵を産むと自分の体の毛を卵の周りにコーティングします。
たぶんこの個体も卵を産み付けたあとなのでしょう。おなかのあたり毛が無くなっています。そしてまもなく命を終えていきます。

※このモフモフ(鱗毛)。目に入ったりするとあまりよくないそうで。蛾もあまり素手では触らないほうが良いとのこと。お気を付けください。^^;さわってますけど。

maimaiga9.jpg
ちなみにこちらが雄。雌とは色や形の雰囲気が異なります。
雌はあまり活発に飛び回りませんが雄は活発。
舞い踊るように飛び回ることから「舞舞蛾」。
英語ではGypsy Moth。ジプシーか。。。

maimaiga4.jpg
最近では大量発生をしたときなど住宅の外壁に卵を見つけることが多いのですが自然の状態では樹木の幹などに産み付けられます。
地面から1mほどの場所に多いとのこと。

maimaiga5.jpg
これはビジターセンター裏のケヤキの木。

卵の状態で冬を越し翌春に毛虫が誕生します。
生まれた毛虫は糸をはいてぶら下がる様子からブランコ毛虫と呼ばれます。
ビジターセンターの軒下にはベンチがありますので春になって毛虫が落ちてきたら大変です。閉館する前に取り除かなければ。。。
※※
と思っていたのですが。10月。外壁の補修工事の際に取り除いていただけました。
※※

マイマイガはおよそ10年周期で大発生することが知られています。
毛虫はほとんどの樹木や草の葉を食べることのできる広食性で大発生すると被害の出ることもありますが2、3年で寄生虫やら病気やらで個体数が自然に減るのだそう。
生態系に備わった不思議な調節機能が働いているのですね。

時期的にはそろそろ。来年か再来年あたり大発生する
かもしれませんよ。


【毛虫編】 お嫌いな方はご注意ください。

マイマイガの幼虫は毛虫。
かなり普通にみられる毛虫です。
孵化したばかりの初齢幼虫には皮膚炎をおこす毒針毛があるのでご注意ください。
少し大きくなったら毒はないようですが。それでも刺されると痛そうですのでやはりご注意ください。

maimaiga6.jpg
6月。シソ科(たぶんクロバナノヒキオコシ)の葉にいた幼虫。

maimaiga7.jpg
7月。ナチュラリストさんが見つけて連れてこられた幼虫。
だいぶ大きくなりました。ミズナラの葉を食べています。

maimaiga8.jpg
正面から見たお顔が。
どうしても髪型ツインテールにしてる子に見えてしまって。
かわいいなあ。。。というと。ちょっと叱られたりします。

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