ブナとミズナラ |
10月です。

まだ紅葉には程遠いですが真夏の緑は影を潜め
やや黄色がかったりぽつりぽつりと赤い部分も見え始めました。
昨年は例年に比べると1週間から10日ほど紅葉のピークは遅れました。
はたして今年は。如何なりましょう。
紅葉や落葉は植物にとって 来年の準備 。
色が変わった部分は普通に黄葉している葉もあるのですが、傷んでしまったのか落葉を急いでいるものもあるようです。

猿飛遊歩道途中のブナの木。
なぜだか今年はすでに葉を落としてしまったものが目立ちます。
(まだ葉をたくさん残している木もありますが。)
冬芽はちゃんと出来ているようなので枯れてしまったわけではありません。たぶん。
紅葉も気になるところですが
今年もっと気になっているのがブナの凶作。2年連続の凶作。

昨年みつけたブナの果実。
ほとんど見つけられないくらい数も少なかったのですが
やっと見つけても中の堅果が膨らんでいませんでした。
ブナの結実が豊作となるかどうかに周期性があることはよく知られています。
おおよそ5~7年に1回程度豊作となり、その他の年は並作や凶作となります。
今年は去年以上に果実が見つかりません。
富山県だけでなく近隣の長野、岐阜、愛知でも同じ状況とのこと。

今年みつけたミズナラの果実。どんぐりです。
猿飛遊歩道でころころと所々に落ちています。が。
こちらも去年に比べると格段に少ないようです。

河原園地のミズナラの木。
ミズナラの実のつき方にもやや周期性はありますが、ブナほどシビアではなく、地域差や個体差も大きいので全く実らないということはなさそうです。
ブナの実もミズナラの実も
野生動物にとってこれから長い冬を越すための貴重な栄養源となります。
クマの行動にも影響してしまうかもしれませんね。
心配です。

まだ紅葉には程遠いですが真夏の緑は影を潜め
やや黄色がかったりぽつりぽつりと赤い部分も見え始めました。
昨年は例年に比べると1週間から10日ほど紅葉のピークは遅れました。
はたして今年は。如何なりましょう。
紅葉や落葉は植物にとって 来年の準備 。
色が変わった部分は普通に黄葉している葉もあるのですが、傷んでしまったのか落葉を急いでいるものもあるようです。

猿飛遊歩道途中のブナの木。
なぜだか今年はすでに葉を落としてしまったものが目立ちます。
(まだ葉をたくさん残している木もありますが。)
冬芽はちゃんと出来ているようなので枯れてしまったわけではありません。たぶん。
紅葉も気になるところですが
今年もっと気になっているのがブナの凶作。2年連続の凶作。

昨年みつけたブナの果実。
ほとんど見つけられないくらい数も少なかったのですが
やっと見つけても中の堅果が膨らんでいませんでした。
ブナの結実が豊作となるかどうかに周期性があることはよく知られています。
おおよそ5~7年に1回程度豊作となり、その他の年は並作や凶作となります。
今年は去年以上に果実が見つかりません。
富山県だけでなく近隣の長野、岐阜、愛知でも同じ状況とのこと。

今年みつけたミズナラの果実。どんぐりです。
猿飛遊歩道でころころと所々に落ちています。が。
こちらも去年に比べると格段に少ないようです。

河原園地のミズナラの木。
ミズナラの実のつき方にもやや周期性はありますが、ブナほどシビアではなく、地域差や個体差も大きいので全く実らないということはなさそうです。
ブナの実もミズナラの実も
野生動物にとってこれから長い冬を越すための貴重な栄養源となります。
クマの行動にも影響してしまうかもしれませんね。
心配です。