よひら咲く |
まだ梅雨です。
せっかく来たのに良いお天気でなくてがっかり。
と、残念がらず。この季節ならではの欅平の風景をお楽しみください。
ちょうどアジサイの仲間の花が見ごろを迎えています。
まずは、↓おなじみの紫陽花らしいあじさい、エゾアジサイです。


ガクアジサイやヤマアジサイと似ているのでなかなか見分けがつきませんが、葉の細かい特徴を確認してみると、欅平周辺のものは、ほとんどエゾアジサイのようです。
平野部では見ごろを過ぎてしまったものも多いようですが、欅平では色づき始めたばかりのものもあり、まだまだ楽しめそうです。
色はピンクから紫、青とバリエーション豊か。
土の酸性度にも影響されているのでしょうか。
↓白い色があざやかなノリウツギです。


花序(小花の集まり)の形が少し円錐形になるのも特徴です。
樹皮に含まれる粘液を、和紙をすくときのつなぎ=糊(のり)に用いたからノリウツギ、とか。
↓つる性のツルアジサイです。


つる状に伸びて他の木や岩にからみついて成長します。
見ごろの時期は過ぎてしまいましたが、上のほうにまだ白い花が残っていました。
からみつかれているのはケヤキの大木です。ずいぶん長い年月を寄り添って生きてきてますね。きっと。
↓そして、クサアジサイです。


その名の通り「草」なので、冬には地上部が枯れて無くなってしまいます。
よく見ると直径1cm程度の小さな白い花を咲かせています。
あじさいの別名「よひら」とは「花弁が4枚あること」の意味なのですが。
種によっても異なりますし、よく観察してみると、同じ木の中でも3枚のものから5枚くらいまで様々です。平均すると4枚くらいにはなるでしょう。
そしてなにより、花弁のように目立っているものは萼片(がくへん)です。
なので正確にいうと「装飾花の萼片の数が4枚くらい」となりますが。。。
風情がないですよね。
「よひら」で良いと思います。
【追記】
クサアジサイのその後。


「直径1cm程度の小さな白い花」とか書いていましたが
7月下旬以降、完全に開花すると装飾花のサイズが2~3cmくらいになり、
結構目立つ「あじさい」らしい花になりました。
せっかく来たのに良いお天気でなくてがっかり。
と、残念がらず。この季節ならではの欅平の風景をお楽しみください。
ちょうどアジサイの仲間の花が見ごろを迎えています。
まずは、↓おなじみの紫陽花らしいあじさい、エゾアジサイです。


ガクアジサイやヤマアジサイと似ているのでなかなか見分けがつきませんが、葉の細かい特徴を確認してみると、欅平周辺のものは、ほとんどエゾアジサイのようです。
平野部では見ごろを過ぎてしまったものも多いようですが、欅平では色づき始めたばかりのものもあり、まだまだ楽しめそうです。
色はピンクから紫、青とバリエーション豊か。
土の酸性度にも影響されているのでしょうか。
↓白い色があざやかなノリウツギです。


花序(小花の集まり)の形が少し円錐形になるのも特徴です。
樹皮に含まれる粘液を、和紙をすくときのつなぎ=糊(のり)に用いたからノリウツギ、とか。
↓つる性のツルアジサイです。


つる状に伸びて他の木や岩にからみついて成長します。
見ごろの時期は過ぎてしまいましたが、上のほうにまだ白い花が残っていました。
からみつかれているのはケヤキの大木です。ずいぶん長い年月を寄り添って生きてきてますね。きっと。
↓そして、クサアジサイです。


その名の通り「草」なので、冬には地上部が枯れて無くなってしまいます。
よく見ると直径1cm程度の小さな白い花を咲かせています。
あじさいの別名「よひら」とは「花弁が4枚あること」の意味なのですが。
種によっても異なりますし、よく観察してみると、同じ木の中でも3枚のものから5枚くらいまで様々です。平均すると4枚くらいにはなるでしょう。
そしてなにより、花弁のように目立っているものは萼片(がくへん)です。
なので正確にいうと「装飾花の萼片の数が4枚くらい」となりますが。。。
風情がないですよね。
「よひら」で良いと思います。
【追記】
クサアジサイのその後。


「直径1cm程度の小さな白い花」とか書いていましたが
7月下旬以降、完全に開花すると装飾花のサイズが2~3cmくらいになり、
結構目立つ「あじさい」らしい花になりました。